人生計画であなたの夢を目標に変えて実現する、シナジーブレインの安田修です。
コーチ・コンサル・士業で起業をするなら、「集客」の問題には必ずぶちあたります。というか、最初はそれが全てと言っても良いでしょう。お金をかけずに安定して集客できるようになるにはブログが良いのかメルマガが良いのか、それともFacebookなどのSNSが良いのかで迷う人も多いでしょう。正解は・・・
正解1:全部やる
起業支援をやっている人達に相談すれば、「迷っているなら全部やりなさい」という回答が一番多いのではないでしょうか。発想がやや体育会系ですが、これはこれで正解です。私もブログだけではなくて、メルマガもやっていますしFacebookやtwitterもやっています。
ダン・ケネディという超有名なマーケターが、「どうしたら1ヵ月で100人の新しい患者が集まるのですか?」と聞かれ、「そのご質問には、望みどおりの答えはできません。なぜなら100人の新しい患者を集められる方法なんて知りませんから。私が知っているのは、1人の新しい患者さんを得るための100通りの方法です。そして、そのすべてを実行しています」と答えたと言われています。
このように、どれか一つの媒体に過剰な期待をするのではなく、対面での営業を含めたあらゆるチャネルを活性化させ、集客に全力で取り組むというのは合理的な考え方だと思います。方法がどれが良いか悩んで何もしないでいるくらいなら、まずどれかを試してみれば何らかの結果は出ることでしょう。
正解2:ブログ
どれか一つに特化して、限りあるエネルギーを集中させるのであれば、私はブログが良いと思います。ブログは纏まった考え方を伝えることに適しており、かつ書いたことが蓄積されて検索でヒットすることから、知り合いとの関係性を深めつつ、見知らぬ人との出会いのキッカケになることが多いです。
書くのにそれなりの体力と時間を使い、効果が出るまでに日数がかかりますが、続けていれば中長期的に確実な効果が見込めます。ブログを中心にたくさんのファンを作っている人は世の中に多くいますから、多数の実績もあるということです。安定的な集客を求めるなら、私としてはむしろ、やらない意味がわかりません。
「どうしてもどれか一つに絞りたい」と言われれば、「ブログが良い」と断言します。集客の本質という意味では、集客の漏斗(じょうご)という考え方も、必ずあわせてご紹介しますけど。
正解3:メルマガ
モノやサービスを売る方法としては、メルマガも良いですね。顧客のリストが目に見える形で蓄積されていき、かつ情報がプッシュ型で届けられるので、告知に向いています。プロダクトローンチという販売手法も、メルマガ(と動画)を中心に組み立てられています。
私もブログは真剣に書きつつ、何か情報を告知するときはメルマガを活用します。「返信」があるのもメルマガの特長ですね。仕事に繋がるようなアクションは、メルマガが引き起こすことが多いような気がします。ザイオンス効果も高いですから、もしメルマガに特化するなら、できれば毎日配信すべきです。
私はブログ派ではありますが、集客の努力を全てをメルマガに集中するという方法は、一つの有力な選択肢だと思いますよ。
正解4:Facebook
FacebookなどのSNSだけでも集客ができます。Facebookの良いところは、自然に目に触れるということです。現代は「知らない人からモノを買わない時代」に入っていると言われ、SNSで友人が進めていた商品を思わず買ってしまったという経験は、誰もがしているのではないでしょうか。破壊力が高いんです。
うまく使えば、「もしこの商品を買うならこの人からだな」と自然な形で認識して貰うことが可能です。これはマーケティングの目的そのものですよね。逆に、「売り込み」という雰囲気が出てしまうとリアルでの友人すら失いかねない危険もあります。SNS集客は、その意味で「上級者向け」だと私は考えています。
人の心理の理解に長けており、うまく使える人はSNSに特化した集客も可能でしょうし、非常に効率的なシステムを作る可能性もあると思います。
唯一の正解
じゃあ結局、どれが良いのかということですが、本質的な唯一の正解は「どれでも良いからきちんと自分で考え抜いて、真剣にやれ」ということです。考え抜いた結果が、「情報発信による集客よりも、交流会に言ってごりごり営業をする方が自分には合っている」という結論に至ったのなら、その人はそれでも良いのです。
私はごりごり営業するのが苦手であり、文章を書くのが比較的得意なので、ブログを中心に上にリアルとSNS、下にメルマガとコミュニティを組み込んだ集客の漏斗を作りました。これが自分にとってはベストな仕組みだと今のところは思っています。でもこれが、誰にでも当てはまるとは思っていません。
だから、「安田さんにとっては何がベストですか」と聞かれれば「こうだ」と自信を持って答えますけど、「私(や全ての人)にとっては何がベストでしょうか」と聞かれれば、「あなたはどんな人ですか」と聞き返さざるを得ません。ご相談には乗りますが、まずは自分の頭で考えましょう。それでは、また。