人生計画であなたの夢を目標に変えて実現する、シナジーブレインの安田修です。
さて、ここしばらくはコミュニティの持つ「集客」というメリット、お金の話をあえて強調しているので、「では参加する側は、そういう『商売人』の人に『食われて』しまうのではないか」と不安に感じている人もいらっしゃると思います。なので、通常とは順序が逆ですが、そろそろビジョンの話をしましょうか。
人生計画協会のミッションと理念
人生計画協会のミッションは「人が夢を目標に変えて実現するために必要な学びが全て揃う、プラットフォームを提供する」であり、協会理念は「私たちは非営利の精神に基づき、人生計画で夢を実現しようと努力する人達のための健全な生態系を作ります」です。人生計画フォーラムは2020年までに1,000人を目指す、というビジョンもあります。
シナジーブレインのときは何日も悩みましたが、協会のミッションと理念はわりとすぐに完成しました。わざわざ一般社団法人という別のハコを作るくらいですから、そもそも始めにミッションや理念、ビジョンがあるんですよね。これらの言葉には全て重要な意味があり、ひと文字たりとも無駄な文字はありません。
学びが全て揃う、プラットフォーム?
まず少し不思議なのは、「コミュニティ」とか「人生計画コーチング」「ブランチ」という文字がどこにもないことでしょう。なぜないのか。もちろんそういうことも重要ですが、それらはあくまで手段だと思うからです。ミッションと理念には法人の存在理由、成し遂げたいことにするべきで、手段はいくつもありますよね。
私は人が生活のためや家族のために、ただ耐え忍んで生きていくということに強く違和感を持っています。これからの時代、人はもっと自由で、好奇心にあふれる人生を追究しても良いと考えているんです。そのためには、誰もが人生計画を持ち、夢を具体的な目標に変えて実現を目指すようになれば良いのではないかと。
そうすると、人生計画について学ぶことはもちろんですが、資産形成の知識や自由にもしくはより幸せに生きるためのノウハウ、お金を稼ぐための方法などなど、多くの「学校や会社では教えてくれないこと」を学ぶ必要があります。それらが全て得られるようにするにはどうしたら良いかと考えたんですね。
確かに世の中のどこかには、こういう知識を提供している人がいます。しかし多くの人が良質な学びに到達するまでに、多くの悪質な業者に騙されてお金を取られ、下手すると人生の舵取りを誤ります。一カ所で全ての学びを揃えるには、プラットフォームしかないんだと思い至ったんです。
「生態系」って何だ?弱肉強食ってこと?
生態系という言葉も気になるところでしょう。もう少しプラットフォームの説明を続けますが、全ての学びを提供しようと思ったら、私一人では明らかに無理です。単独のコミュニティ、単独の先生では不可能で、さまざまな領域の専門家を集める必要があります。そしてそれを「計画的」に揃えても、やっぱり限界があるんです。
コミュニティを持ちたい人を集めて、人生計画フォーラムはそれぞれがテーマを持ったコミュニティ(ブランチ)の集合体にすれば良い。それが、コミュニティのプラットフォームという考え方です。
そして、そこには「神の見えざる手」、市場原理を働かせます。全く同じ内容のブランチが複数、並び立っても構わない。質の良い学びを提供しているブランチには人が集まり、繁栄します。ブランチリーダーのビジネスもうまくいくようになります。逆に、人が集まらないブランチはやりかたを工夫しないといけなくなります。うまくいっているブランチのやり方は見えますから、大いに参考にすれば良いでしょう。これが生態系です。
弱肉強食ではなく、適者生存なんですね。もちろんブランチメンバーの方も、いくつかのブランチを試しながら良質な学びを追究できます。高額なイベント料金を取ったり、強引なバックエンド商品の売り込みを行うようなブランチは、すぐに衰退するでしょう。世の中を濃縮した縮図が人生計画フォーラムの中にでき、そしてそれは人が人を呼び、拡大を続けます。
非営利って言いながらお金の話ばっかりしているけど?
その生態系を機能させるために必要なのが、お金の流れだと私は考えているんです。そしてそれは必ずしも巨額のお金である必要はありません。「月に何万円かの収入にはなるから、ブランチをやってみようかな」「2千円の割引があるなら、ブランチに参加しないと損かな」「人を紹介して1万円貰えるのは、悪い気はしないな」という程度でちょっとずつ、お金が人が行動を起こすインセンティブになれば良い。
お金のために行動をするのではないんです。人生を変えたい、学びたい、行動をしたいという気持ちを、お金の流れがちょっとだけ背中を押してくれるんです。ミッションや理念、ビジョンはもちろん大切ですが、それと同時に損をすることをしたくない、少しでも良いから得をしたい、そういうものだと思うんです。
私は金融機関にいたので特に思うのですが、お金は血液です。お金の流れがあるところには人の流れがあり、交流も学びも活性化します。皆さまから会費を頂いて、それをフォーラムのためにどう分配するのが最適か。そういう「汚い」部分を担うことができるのが、私の強みだとも思うんですよね。
2020年までに1,000人を目指す?
で、最後に2020年までの1,000人のビジョンですが、なぜ人数に拘るのか。ここまでの話でおわかり頂けると思いますが、「人数を増やして会費で儲けよう」ということではもちろんありません。そもそも協会は非営利ですし、会費はブランチリーダーに分配されますから、儲かるようにはなっていません。
人数が増えれば、そこで得られる学びの質が高まり、種類が充実するんです。実力のある人も多く集まるようになりますし、ニッチを狙ってブランチを立ち上げる人も増えるでしょう。そこには健全な競争があり、メンバーから見れば選択の幅が広がります。質量ともに優れた学びが得られることでもっとメンバーが増え、そのことでブランチも充実して・・・という好循環、爆発が起こります。
1,000人はゴールというわけでは全くなく、単なる通過点です。人生計画フォーラムが「私のコミュニティ」であれば100人でも大変かなという気がしますが、プラットフォームとしては10万人でも問題ありません。1万のコミュニティが生態系のように活動する、土壌でさえあれば良いのですから。
6月25日の公式イベントでは、人生計画フォーラムをプラットフォームとしてコミュニティを持ちたい人のために、コミュニティとは何か、コミュニティを持つメリット、コミュニティの運営方法などを丁寧に説明します。既にブランチを立ち上げたブランチリーダーからのミニプレゼンもあります。