人生計画であなたの夢を目標に変えて実現する、シナジーブレインの安田修です。
大きな変化です。人生計画フォーラムのメンバーの方には既に発表したことですが、今後当フォーラムは、営利を追究しない形を目指します。具体的には、「人生計画フォーラム」という名前(仮)の一般社団法人を別に立てて、営利を追求せずに、頂いた会費で運営するという形です。
人生計画への取り組み姿勢の変化
正直に言えば、最初は人生計画は正真正銘の「ビジネス」だと思って始めました。世の中にニーズがあるのは間違いないので、誰よりも早く展開して成功させたいと。バックエンドとフロントエンドを作り、集客の仕組みを作りと、ビジネスとしての様々な工夫を凝らしました。実際、確実にその成果は出つつあります。
しかし、人生計画フォーラムのメンバーを増やし、機能別・属性別・地域別のブランチを作り、多くの方の協力を得ながら「事業」を展開するうちに、どうもこれは自分一人の持ち物ではない、公器だという感じがしてきたんです。ビジネスというよりは、社会貢献と考えた方がしっくりくるなと感じ始めました。
実際、頂いた会費はメンバーの方に満足して頂ける仕組みを作ったり、新しいメンバーを募集するために全額(以上)を投じています。おそらくこれは、メンバーが千人になっても同じだろうと思います。頂いた会費で私個人が贅沢をするようなことは想像できません。だったら、営利を追求しない形でも良いかなと。
シナジーブレインの位置付け
一般社団法人を作ると言っても、シナジーブレインが無くなってしまうわけではありません。コンサルティングの仕事や、人生計画関係でもコーチングなどの関連事業は、シナジーブレインが担うことになるでしょう。人生計画コーチという資格の発行と、人生計画フォーラムそのものの運営が社団法人の役割になります。
どちらも代表は私ですから、複雑になるだけとも思えます。会社一つの決算処理でこんなに大変なのに、わざわざ増やすこともないかとも思いますが、営利を追究しないという姿勢をはっきり示すことができるかなと思っているので、多少のコストと手間は甘受しようと考えているのです。
一般社団法人というハコの意味
あえて言いますが、一般社団法人というと「公共」「非営利」というイメージを持たれる方もいるかもしれませんが、それは誤解です。NPO法人や公益社団法人ならばまだしも、一般社団法人にそういう意味はありません。実は、利益の分配ができないということを除けば、ハコとしては株式会社と大差はないんです。
この点、言わなければ都合良く誤解して頂けることですし、事実そういう狙いで設立された一般社団法人は世の中に数多いと思います。これは、公益社団法人と一般社団法人が分かれてからまだ日が経っていないことを利用しているのです。我々の狙いはそういうことではありませんよということを明言しておきます。
ボランティアというわけではない
そして、営利を追求しないからといってボランティアでやるわけでもありません。一般社団法人から給料を頂いたり、シナジーブレインに仕事を依頼したりすることは可能です。全くのボランティアで取り組むよりは、参加者が一定の利益を得られるようにする方が、世の中に対してより大きな貢献ができるでしょう。
フォーラム内でブランチを運営したり、人生計画コーチとして活動する人達が適正な報酬を得て、広く長く活動をすることができる仕組みづくりが、大切になってくると考えています。社団法人は分配ができないのでお金を貯めるには適しませんが、お金を回すことは問題ないのです。それはむしろ大いにやります。
そして、未来へ
この、営利を追究しない一般社団法人化というアイディアが閃いたとき、「ああ、これで2020年に千人という目標は、達成できる」と確信しました。お金を追えば人が離れていきますから、結果として大したことはできません。きっと、目的としたお金ですら、離れていくことでしょう。
そうではなく、逆にお金を一度手放せば、人が集まってきます。そうなったらお金のことも、何とかなるのではないかと感じます。私が考えることはお金を貯めることではなくて、お金を回すこと。人を集めて、その人達が力を発揮できるような仕組みを作ること。これが自分のライフワークなのだと感じます。
なので、営利を追求しないとはいっても、これはむしろ野心的な取り組みなのかもしれません。しかしその目的がお金ではないので、人からの協力を得ることに後ろ暗さを感じません。堂々と多くの人を巻き込むことができる。これはものすごい強みなのではないでしょうか。
人が人を呼び、これから人生計画は猛スピードで大きくなります。2020年の千人は通過点に過ぎません。それが1万人になり、10万人になり、「夢を目標に変えて実現する大人のためのコミュニティ」が社会インフラになるまで、私たちは弛まずに進んでいきます。それでは、また。